北海道芽室町の保育園で4年前、給食中に注意義務を怠り、当時1歳9か月の男児ののどにパンを詰まらせて一時、心肺停止にさせるなどしたとして、園長と保育士3人が書類送検されたことがわかりました。

業務上過失致傷の疑いで書類送検されたのは、芽室町にある「めむろかしわ保育園」の50代の女性園長と保育士3人のあわせて4人です。

捜査関係者によりますと、4人は2021年6月、給食の食材を小さく刻んで誤えんを防ぐ義務があったにもかかわらず、コッペパン2切れを当時1歳9か月の男児に配膳してのどにつまらせ、一時、心肺停止にさせるなどした疑いです。

パンはおよそ3センチの幅がありましたが、男児の保護者は園に対して「食べ物は細かくしてほしい」と事前に要望していました。

警察は4人の認否を明らかにしていませんが、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけたということです。