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何者かが火をつけた可能性も 河川敷で“不審火”相次ぐ「怖い」煙を上げ燃える枯草 札幌市北区

6月19日夜、札幌市北区の河川敷で不審火が相次ぎました。

数日前にも近くの公園で不審火があり、警察は何者かが火をつけた可能性もあるとみて詳しく調べています。

河川敷で白煙を上げながらジリジリと燃える枯草。

(山岡記者)「火事があった橋の下に来ています。枯草が燃えた跡がありますが、付近を見てみると、タバコの吸い殻や紙が燃えた跡があります」

枯れ草が燃える火事があったのは、札幌市北区屯田9条1丁目にある橋の下の河川敷です。

19日午後7時すぎ、通行人から「橋の下で何かが燃えている」と消防に通報がありました。

警察が到着したときには火はほぼ消えていましたが、枯草が集められ、白い煙が出ていました。

(山岡記者)「先ほどの現場から歩いて6分ほど離れたこちらの橋の下でも、枯草が燃える火事がありました」

枯草が燃える火災からおよそ10分後、現場から700メートルほど離れた屯田7条1丁目の橋の下の河川敷でも、同じ状況の火災が発生しているのを警察官が発見しました。

(現場を通りかかった人)「ちょっと怖いですね。警察が集まっていて異様な空気でした」

6月17日には今回警察官が発見した2カ所目の現場から西におよそ600メートル離れた公園のトイレでも、何かが燃えた跡があったということです。

17日と19日夜、あわせて3件発生した公園や河川敷での不審火。

いずれの現場もおよそ600~700メートルしか離れていないため、周辺の住民からは不安の声が聞かれました。

(付近の住民)「一般住宅にまで被害が及ぶと大変だね。怖いですね。早く捕まってほしいです」

警察はいずれも周囲に火の気がないことから、何者かが火をつけた可能性もあるとみて関連などを調べるとともに、同一犯の可能性も視野に捜査を進めています。

06/20(金) 17:11

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