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もみじ台団地建替え計画 住民からは見直し求める声 老朽化も…日当たりや景観への懸念 札幌市厚別区

老朽化が進む札幌市厚別区のもみじ台団地の建て替え計画などを検討する会議が、11月21日に開かれました。

計画案では公園に高層の市営住宅を建てる内容になっていて、周辺住民からは「見直し」を求める声があがっています。

21日に行われた会議では、市の担当者のほか、専門家や地元住民などで構成する委員会が建て替え案などについて検討しました。

市が検討している計画案は、もみじ台団地に隣接する公園に新しく高層の市営住宅を建て、対象地域の団地住民が入居するというものです。

この計画案に対し、地元住民からは日当たりや景観を心配する声があがり、市に計画の見直しを求めています。

会議に出席した委員からは市に対して、地元住民の意見に寄り添う対応を求める声が多数あがりました。

(札幌市地域計画課 勝見元暢調整担当課長)「市内部で意見を受け止めて地域の方々と丁寧に議論を進めたい」

(反対する会 三浦英典代表)「反対の声をあげている人を対象にきちんとした質問や説明会を開いてほしい」

市は2028年に団地の建て替え工事を予定していて、今後も計画案について協議を続けたいとしています。

11/21(金) 16:17

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