海上保安官への証人尋問始まる 桂田精一被告の2回目の裁判 知床・遊覧船沈没事故 釧路地裁
北海道・知床沖で2022年に遊覧船が沈没した事故で、運航会社社長・桂田精一被告の2回目の裁判が釧路地裁で始まりました。
検察側の証人尋問が行われています。
(武田記者)「桂田被告を乗せた車が釧路地裁に入ります。これから2回目の刑事裁判です」
業務上過失致死の罪に問われているのは、「知床遊覧船」の社長・桂田精一被告です。
起訴状によりますと、桂田被告は2022年4月、業務上の注意義務を怠り、知床沖で遊覧船を沈没させ、乗客乗員26人を死亡させたとされています。
午前10時から始まった2回目の裁判では、海上保安官への証人尋問が行われていて、事故とほぼ同じ条件で行った実験の結果について検察側が質問しています。
桂田被告側は無罪を主張していて、裁判は午後5時まで続く予定です。
12/10(水) 12:10