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「210頭が移動済み」ノースサファリが計画書提出 残る半数以上の動物は調整へ 札幌市が会見

9月末までに閉園することを決めた札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」が、動物の移動計画書を札幌市に提出しました。

市は先ほどから会見を開き、内容を説明しています。

(保健所生活環境課 長野彩子課長)「令和6年12月末時点での飼育動物数が640頭。これらの動物のうち令和6年度末までに210頭が移動済みと報告。令和7年9月末までに72頭、令和7年10月~令和8年3月末までに23頭を移動予定と記載されている」

「残る335頭の動物についても令和8年度以降、継続して移動先を調整するという報告を受けた。市から求めていた動物ごとの詳細な情報は記載されていないので、今後引き続き計画の詳細を提出するよう求めるとともに、立ち入りやヒアリングでも確認を行っていく予定です」

札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」は、無許可で建物を建て営業するなどの法令違反が発覚し、2025年9月末までに閉園する方針を明らかにしていました。

札幌市は運営会社に対して、飼育されている150種以上の動物たちの移動に関する計画書を3月31日までに提出するよう求めていました。

市によりますと、運営会社から28日にメールで提出があり、31日朝、正式に受理したということです。

03/31(月) 16:17

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