「ドローンで磁気異常を測定」噴火警戒レベル2・雌阿寒岳の現状など報告 北海道防災会議
北海道の火山防災を検討する会議が道庁で開かれ、専門家らが雌阿寒岳の現状や道内の火山での研究結果について報告しました。
オンラインで開かれた会議には、専門家や関係自治体の防災担当者らが出席しました。
会議では、9月に噴火警戒レベルが2に引き上げられた雌阿寒岳の状況や、北大が道内各地の火山で行った調査研究の結果について報告されました。
(北大大学院理学研究院 青山裕教授)「(雌阿寒岳で)ドローンを用いて空中から火山まわりの磁気異常を測定している。繰り返しやっていくと熱活動の変化を地下構造の変化として捉えることができるのではないかと考えている」
道は11月、函館市の恵山で火山噴火総合防災訓練を予定していて、得られた課題を火山災害対策に生かしたいとしています。
10/14(火) 16:21