道内46地点で夏日「体がついていかない」手軽に涼しく!暑さ対策の準備進む…注意点も 北海道
6月6日の北海道内は、オホーツク海側などで真夏並みの暑さとなりました。
本格的な夏の足音が近づく中、暑さから身を守る準備が早くも始まっています。
強い日差しに照らされた藤の花。
遠軽町の「まるせっぷ藤園」では、半袖で過ごす来園者の姿が目立ちました。
(北見から来た人)「ちょっと暑いですね」
(北見から来た人)「朝までストーブをたいていたんですけど、暑いです」
(紋別から来た人)「暑くて体の調子が悪くなる。倍暑いみたいな、体がついていかない」
6日の道内は7月上旬並みの暖かい空気が流れ込み、オホーツク海側など46地点で夏日となりました。
札幌市も24.2℃まで気温が上昇し、暑さ対策について考え始めた人もー
(札幌市民)「子どもが生まれたので、暑くなってきたらエアコンも考えようかなと」
札幌市北区のホームセンターです。
(阿部記者)「暑さ対策で人気なのが、自分自身を冷やすアイテムです。こういった体に装着して風を送るものや、触ると冷たいこういったアイテムも人気です」
注目は手のひらサイズの扇風機。
涼しい風が出るのはもちろん、中心の銀色の部分には冷却機能がついていて、顔や首を直接冷やすことができます。
工事せずに設置できるスポットクーラーも、2024年に引き続き人気です。
通常は熱い空気を逃がすための排気ダクトを窓に取りつける必要がありますがー
(ジョイフルエーケー屯田店 新酒英暁副店長)「ことしから販売している排熱レスのスポットクーラーです」
こちらの最新機種は、機械の中で熱い空気を冷やすため、排気ダクトいらず。
コンセントさえあれば、どこでも使うことができます。
(ジョイフルエーケー屯田店 新酒英暁副店長)「北海道も熱中症が怖い時代になってきましたので、スポットクーラーなんかは手軽に涼しくなれるので、安心安全に過ごしてほしいと思います」
また、久しぶりに自宅のエアコンを使う際、気を付けたいのがー
不適切な使い方による火災です。
エアコンは電力を多く使うため、専用コンセントではない延長コードを使うと異常発熱する恐れがあります。
電源プラグにたまったほこりから火が出る場合もあるため、メンテナンスをしたうえで試運転をすることが大切です。
(NITE 宮川七重さん)「使う機会が多い夏場に事故が多い。使用環境を確認してもらったうえで安全にエアコンを使ってほしい」
本格的な夏の足音が一歩一歩近づく道内。
7日も道東を中心に気温が高くなる見込みで、熱中症などに注意してください。
これからの季節、気をつけたいのが熱中症です。
こまめな水分補給・そしてエアコンなどを使った適切な室温調節が基本ですが、すぐにできるものもあります。
室内では遮光カーテンやすだれを使うと、気温の上昇を抑えることができます。
また、保冷剤や冷たいタオルで体を冷やすのも効果的です。
外出の際は、日傘や帽子を着用するようにしてください。