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劇場の電気利用料金を余分に徴収…7年間で約2250万円 札幌文化芸術劇場hitaru

札幌市芸術文化財団は9月5日、札幌文化芸術劇場hitaruの電気利用料金を、開館当初の2018年から7年間にわたって、総額およそ2250万円ほど誤って余分に徴収していたことを明らかにしました。

札幌市芸術文化財団によりますと、劇場の利用者が持ち込んだ大型の照明などを利用する際の電気料金が1日あたり6千円(基本料金)のところ、誤って午前・午後・夜間の3つの時間区分に分けて、本来のおよそ3倍の金額を徴収していたということです。

劇場で貸し出す備品には、3つの時間区分ごとに利用料金があり、その料金設定と同じように電気料金を徴収してしまったことが原因だということです。

対象団体はコンサートなどで劇場を使用した19団体で、余分に徴収した金額はおよそ2250万円に上ります。

2025年10月に予定する新予約システムへの移行に向けた確認作業中に、職員が余分に徴収していたことに気づきました。

対象団体に対しては、8月に説明し謝罪したということです。

対象となる19団体には、余分に徴収した金額と遅延損害金を9月中に返金する予定です。

09/05(金) 15:17

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