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相次ぐごみの不法投棄 ガスコンロや靴など…数百キロが山林に 対応に追われる自治体 北海道

北海道内各地でごみの不法投棄が問題になっています。

オホーツクの美幌町では数百キロに及ぶごみの不法投棄が見つかり、警察がパトロールを強化しています。

(撮影した人)「食べちゃだめ!」

ビニール袋をくわえて離さない1匹のキツネ。

食べ物の残りがついているのでしょうか。

札幌市と喜茂別町にまたがる中山峠付近で5月に撮影された映像です。

(撮影した人)「大量のカイロとかタバコのごみと、あと食べ物の残骸、おやつの袋とかあらゆるものが落ちていましたね。冬のキャンプをしたのかなという雰囲気」

撮影者が後日ごみ拾いをしたところ、その量は3袋にもなりました。

(撮影した人)「たぶん雪の下に埋めたという形だったので、驚きましたし、ちゃんと持ち帰ってほしいです」

オホーツクの美幌町ではー

(美幌町 宮田英和主幹)「こちらがごみが不法投棄されている現場になります」

町道沿いの斜面にはガスコンロや瓶ケース、靴などさまざまなごみがー

美幌町豊岡では不法投棄が相次いで見つかっています。

4月2日、住民から連絡を受けた町の職員がおよそ180キロを回収しましたがー

(松本カメラマン)「最初投棄された現場からわずか数十メートルのところです。さらに大量のごみが発見されました」

5月上旬、周辺で新たに推定300キロから400キロのごみが見つかったのです。

(美幌町 宮田英和主幹)「環境破壊にもつながりますので、不法投棄は決してなさらないようにお願いします」

警察はパトロールを強化するとともに、廃棄物処理法違反の疑いで捜査しています。

05/16(金) 18:37

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