ノースサファリに対する補助金 札幌市も交付取り消し決定 文書で通知…全額返還求める方針
市街化調整区域での違法建築が問題となっている「ノースサファリサッポロ」の運営会社に対し、札幌市は2023年度に交付した補助金750万円の交付決定を、8月22日付けで取り消すことを決めました。
「ノースサファリサッポロ」の運営会社「サクセス観光」は、宿泊施設を整備するための事業再構築補助金として、2023年度に国から6000万円の交付を受けましたが、国は、宿泊施設は市街化調整区域に無許可で建てたもので都市計画法違反にあたるとして、7月23日付けで補助金の交付取り消しと全額返金を命じました。
札幌市も国に連動し、2023年11月に750万円の補助金を交付しましたが、22日付けで交付決定を取り消すことを決めました。
サクセス観光には文書で通知し、全額返還を求める方針です。
サクセス観光の代理人の弁護士によりますと、サクセス観光は補助金で整備したトレーラーハウスは建築物ではないため法令違反にあたらないとして、国を相手取り、返還命令の取り消しを求める訴えを起こす方針です。
08/22(金) 12:03