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【判明】雌阿寒岳“噴火していた”と確認 火山灰が堆積…上空からの調査で明らかに 札幌管区気象台

札幌管区気象台は2025年9月22日、噴火警戒レベル2が発表されている北海道・雌阿寒岳について、調査の結果、噴火していたことがわかったと発表しました。

雌阿寒岳は9月11日から火山性地震などの火山活動がやや活発になっていて、翌日の現地観測によって「熱活動の活発化」が確認されました。

このことから、今後噴火が起きる恐れがあるとして、気象台は噴火警戒レベルについて、火口周辺への立ち入りなどを規制する「2」に引き上げていました。

12日午後6時には白い噴気が高さ100メートルまであがって北東方向に流れているのが確認されていましたが、16日に上空から調査したところ、ポンマチネシリ火口内やその付近、また火口の南東から東側に火山灰が堆積しているのが確認されたため、気象台は雌阿寒岳で噴火が起きていたと判断したということです。

この噴火について気象台は、「程度のごく小規模なもの」としています。

09/22(月) 14:14

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