ニュース

NEWS

無数のジャガイモが水に…泥などかぶり出荷できず放置 “線状降水帯”による農作物の被害明らかに

9月21日に発生した豪雨で、十勝管内では農作物の被害が出ています。

浦幌町ではジャガイモが浸水するなどして収穫できなくなっていて、農協や町が被害の調査を進めています。

(武田記者)「浦幌町の畑です。無数のジャガイモが水に流されてしまいました。すべて泥をかぶって白くなり、出荷できないということです」

十勝の浦幌町です。

畑には21日の豪雨で泥などをかぶって出荷できなくなった大量のジャガイモが放置されていました。

北海道内では21日未明に初めて「線状降水帯」が発生。 

釧路や十勝地方などで住宅街で冠水などの被害が相次いで確認されていましたが、農作物の被害も明らかになってきました。

JAうらほろによりますと、24日午後2時時点でジャガイモのほか浦幌町の畑およそ131ヘクタールで、テンサイや秋まき小麦なども浸水したり流されたりする被害を確認したということです。

町も農作物の状況を確認中で「被害規模を調査している」としています。

09/24(水) 16:09

ニュース