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“遭遇は十分想定可能” 無許可で発砲しヒグマ駆除 ハンターらを書類送検 ゴルフ場に連日出没

札幌市南区のゴルフ場で許可を得ずクマを駆除したとして、70代のハンターらが書類送検されていたことが分かりました。

一体何があったのでしょうか。

鳥獣保護管理法違反などの疑いで2月4日までに書類送検されたのは、札幌市南区のゴルフ場運営会社と40代の支配人、そして、ゴルフ場からの依頼で巡回していた70代のハンターです。

警察によりますと、ハンターらは2025年9月4日、クマの駆除許可を得ずに発砲し、クマを駆除した疑いです。

一体なにがあったのかー

ゴルフコース内では当時、3日連続でクマが目撃されていました。

原因を調査するため、ゴルフ場から依頼を受けたハンターがパトロールをしていたところ、クマが現れ、向かってきたため駆除したということです。

しかし、ハンターらはクマの駆除許可を得ておらず、書類送検されました。

専門家は、このハンターや支配人がクマとの遭遇をどこまで想定していたかが問題になると話します。

(北海学園大学法学部 神元隆賢教授)「シカ猟をしているときにヒグマが出てきら撃たないとハンターは危険。これは緊急避難で許される。ヒグマが出るだろうなという状況で、ヒグマが出たから撃ったというのは緊急避難にならない」

クマと不意に遭遇するなど、差し迫った危険がある場合には「緊急避難」としての発砲が認められています。

しかし、連日クマが出没していたことなどから、ハンターらがクマとの遭遇を事前に想定できたとして「緊急避難」にあたらないのではと指摘します。

(北海学園大学法学部 神元隆賢教授)「ちゃんとヒグマを撃つ資格のあるハンターを呼ぶべきだった」

今後、札幌地検がハンターらを起訴するかどうか判断することになります。

今回問題となったのは、ハンターらがクマとの遭遇をどこまで想定できたかです。

不意に遭遇した場合などは「緊急避難」として許可なく駆除できますが、今回は3日連続出没した場所でパトロールして駆除しています。

専門家は、遭遇は十分想定可能、つまり「緊急避難」にはあたらないのではないかということで書類送検につながったとみています。

02/05(木) 18:55

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