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新ひだか町の「チャーメン」は“あんかけ焼きそば”とは違う!アツアツ鉄板が奏でる音にも注目!

今週は「わが町の寄り道スポット」と題して、北海道内各地の思わず足を運びたくなるスポットを紹介します。

きょうは新ひだか町の「チャーメン」です。

味はもちろん、アツアツの鉄板が奏でる音にも注目です。

ジューっという食欲をそそる音ともに提供されたのは、アツアツの鉄板に盛り付けられたチャーメンです。

魚介や野菜がたっぷりと入った餡に覆われていて、その量は麺がかくれるほどです。

(客)「おいしいです。あつい」

(客)「稚内(のチャーメン)と食べ比べている。甲乙つけがたい」

チャーメンは道北の稚内や新ひだか町など、港町で働く人々の胃袋を満たすために生まれたと言われています。

この店でも先代から引き継いだ味を30年以上も守り続けてきました。

(中華料理 大龍 一條忠春店主)「地域にせっかくあるソウルフードをみなさんに知ってもらいたくて。こだわりは自家製麺の道産小麦粉100%使ったチャーメンです」

店いちばんのこだわりは、十勝産の小麦を使った自家製麺。

打ち立てでコシのある本格的な麺を楽しむことができます。

具材は道内産を中心とした白菜やニンジンなどの野菜をふんだんに。

食材のうまみを逃さないように手早く炒めていきます。

(中華料理 大龍 一條忠春店主)「野菜を長時間炒めるとびちゃっとしちゃうので短時間で」

麺は油で揚げるのではなく茹でてから炒める。

これが「あんかけ焼きそば」と「チャーメン」の大きな違いだといいます。

味はもちろん、目でも耳でも楽しめる新ひだか町のソウルフード。

アツアツの鉄板が奏でる音が、地元の人たちの胃袋を掴んで放しません。

(記者)「あぶらっこさがなくて食べやすくてあっさりしています。おいしいです」

(中華料理 大龍 一條忠春店主)「チャーメンは新しいものは作らず昔から引き継いでいる味を大切にして、変わらず今のままのスタイルで作っていきたい」

旅先や帰省した時に思わず立ち寄りたくなるような新ひだか町のチャーメン。

先代の味を守り抜くというアツい思いが込められていました。

08/11(月) 21:04

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