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【解説】線状降水帯とは? 万が一発生したらどうする? バケツひっくり返したような豪雨に

【線状降水帯とは】

線状降水帯とは、気圧配置や風などの影響によって、ベルトコンベアのように次々と発生した雨雲が列をなす現象です。

ほぼ同じ場所で数時間から半日にわたって、バケツをひっくり返したような激しい雨が降り続けます。

本州では夏から秋にかけて毎年のように発生しており、バケツをひっくり返したような豪雨が降ることで、多くの被害をもたらす可能性があります。

【発生したら】

もし今後「線状降水帯」が発生した場合はどうしたいいのでしょうか。

迅速に避難所へ向かうことが重要ですが、すでに大雨が降っていたら無理に外出せず、建物の2階以上に移動する「垂直避難」をしてください。

やむを得ず、冠水している中で避難所へ向かう場合には、長靴は水が入り込んで脱げてしまう可能性もあるため、スニーカーが望ましいということです。

そして、冠水している道路はマンホールなどの蓋があいている場合もあるので、カサや杖などで歩く先をつついて確認しながら歩くことも重要です。

さらに、家の中でも注意が必要です。

下水が逆流してくるおそれがあります。

トイレや排水口に、ポリ袋で簡単に出来る「水のう」を置くことで、ある程度防ぐことができます。

09/22(月) 20:33

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