ニュース

NEWS

札幌駅南口に空中歩廊 人の流れを作るのが目的 創成イースト全体に賑わいを…新幹線延伸に伴う再開発

北海道新幹線延伸に伴う札幌駅周辺の再開発について、札幌市は北5条東1丁目地区に空中歩廊や広場を整備する計画です。

市民からは期待の声が聞かれました。

(長南記者)「再開発が進む札幌駅周辺です。札幌駅からこの創成川をまたぎ、さらにその奥にできる新幹線の改札口までをつなぐ通路ができる見通しです」

再開発が検討されているのは札幌市中央区の北5条東1丁目地区です。

札幌市が地権者3社とまとめた計画案では、空中歩廊や広場を整備することが盛り込まれていて、市の都市計画審議会が9月9日に計画を決定しました。

空中歩廊には新幹線の待合スペースや店舗が設けられる見込みです。

(札幌市地域計画課 永井雅規課長)「ここから流れてくる人を(新幹線の)東口改札にスムーズに渡ってもらって、創成イースト全体に人の流れを作るのが目的で想定している」

この計画によって、JR北海道が建設する札幌駅南口の再開発ビルと北5条東1丁目地区が、創成川の上をまたぐ歩道で結ばれることになります。

(札幌駅を利用する人)「信号にひっかからないで行けるので冬もいいですね」

(札幌駅を利用する人)「通りやすくていい。この場所が交差点がない。(創成川を境に)人通りが絶えやすいと思うので」

具体的な施設の規模や整備の時期などは決まっていませんが、今後この計画に基づき街づくりが進められるということです。

札幌駅周辺の再開発状況は?

北5東1地区に空中歩廊ができると、JR札幌駅を出た人が駅前に再開発中のビルを通って、創成川にかかる連絡通路を渡り、これからできる新幹線の東改札口まで通路を通ってスムーズに歩いていけるようになるということです。

一連の通路ができれば、札幌駅の賑わいが創成川の東側まで広がるかもしれません。

09/11(木) 06:15

ニュース