千歳で将棋「王位戦」第3局 藤井七冠と永瀬九段が対局 対局を前に意気込み語る
いよいよ将棋の王位戦、第3局がきょう(2025年7月29日)から千歳市で開催されます。対局を前に「前夜祭」が開かれ藤井聡太七冠と永瀬拓矢九段がそれぞれ対局への抱負を語りました。
目の前を通る飛行機の大きさに圧倒されていたのは、将棋の藤井聡太七冠と挑戦者の永瀬拓矢九段。
千歳市できょう(2025年7月29日)から始まる王位戦七番勝負、第3局を前に、そろって新千歳空港を訪れ、空港で使う除雪車両や消防車両を見学しました。
(藤井聡太七冠)「こんなに近くで飛行機が通るのを間近で見ること自体初めてでしたし、迫力のある良い経験ができた」
(永瀬拓矢九段)「飛行機自体もあまり乗らないので間近で飛行機の大きさを感じることができてよかった」
その後、2人は空港内のホテルで会場を下見し本番で使う駒などを入念に確認しました。
夜には千歳市内のホテルで前夜祭が開催され、2人は対局への意気込みを語りました。
(藤井聡太七冠)「(対局場も)新千歳空港の2本の滑走路が一望できる素晴らしい場所を用意していただいた。皆様に最後まで楽しんでいただけるような熱戦をお見せできるように全力を尽くしたいと思います。」
(永瀬拓矢九段)「(これから)北海道の食を堪能させていただいくのですがメニューをみてこんなに悩んだのははじめてかもしれません。目の前の将棋、目の前の局面に集中してよい将棋をと思っています」
対局の行方もさることながら、勝負めしも注目される王位戦。
第3局は29日午前9時から始まり、あす(2025年7月30日)の夜までに決着する見通しです。
07/29(火) 07:19