工事続く道庁赤れんが庁舎…ついに来月リニューアルオープン! カフェやレストランも 札幌
北海道開拓のシンボル・道庁赤れんが庁舎が7月、リニューアルオープンします。
その赤れんが庁舎周辺では6月12日からレストランが営業を始めるなど、街中を散策する楽しみが増えそうです。
(西尾アナウンサー)「来月リニューアルオープンを迎える赤れんが庁舎。その周辺は早くも多くの人が行き交い賑わっています」
青空のもと、特徴的な八角塔屋根が存在感を放つ道庁赤レンガ庁舎です。
(大阪から来た人)「ものすごく重厚感があって、当時の北海道のロマンというのか、権力がいっぱい集まっていた象徴みたいな重厚さがあって、非常に良いですね」
(ロンドンから来た人)「とても素敵な建物で魅力的。ヨーロッパ風に見える。フランスなどにありそうな軍の建物みたい」
赤れんが庁舎は1968年まで道庁の本庁舎として使われ、翌69年に国の重要文化財に指定されました。
老朽化に伴い2019年から改修工事が実施されていましたが、工事は完了し、7月にリニューアルオープンを迎えます。
1階には石屋製菓がプロデュースするカフェが入居し、楽しみが増えそうです。
そして、この赤れんが庁舎を眺めながらゆったり食事を楽しめるレストランも12日にオープンします。
(西尾アナウンサー)「ありがとうございます。こちらは?」
(スタッフ)「道東でとれました夏鹿の内もも肉のローストでございます」
(西尾アナウンサー)「上品ですね。上品な油がすーっと引いていきます。決してくどくなくてあっさりしているのですが、お肉の旨みもしっかりと感じます。とっても美味しいです。この北海道の食材を使ったお料理が、札幌の象徴する景色を見ながらいただけるというのがなんとも贅沢ですね」
ここは赤れんがテラスの3階で、12日のオープンに向け、10日に内覧会が開かれました。
白老牛やホタテなど道産食材をメインに使ってフランス料理を提供するレストランです。
(後藤義人支配人)「店名が『ラ・ブリック』。フランス語でレンガを意味したものになっておりますので、この旧赤レンガ道庁、こちらの景観を一緒にお店のコンセプトとして決めさせていただきました。北海道の食文化を大切に考えているレストランですので、こういったものをたくさん使ったコース料理を考えております」
7月に迫った赤れんが庁舎のリニューアルにレストランのオープン。
街中を散策する楽しみが増えそうです。