開園前に100人以上の行列 旭山動物園で夏期営業開始「風評被害に負けず…」魅力発信の動きも
旭山動物園の夏期営業は予定より2日遅れて、5月1日の開園となりました。
事件の影響が懸念されましたが、開園前には100人以上の長い列ができました。
(山岡記者)「オープン30分前です。動物園の正門には開園を待ちわびた客で長い列ができています」
正門前には100人以上の長い列ができていました。
そしてー
(北本アナウンサー)「シャッターが開きました。延期されていた夏の営業がいまスタートしました」
旭山動物園は予定より2日遅れて、5月1日から夏の営業を開始しました。
年間130万人以上が訪れる道内屈指の観光地で、焼却炉から遺体の一部が見つかるという衝撃的な事件の舞台となりましたが、例年のゴールデンウイークと同様に、動物たちを楽しそうに見るお客さんでにぎわいを見せました。
(子ども)「ライオン!おいで~!」
(北本アナウンサー)「ペンギン館の前は多くの人でにぎわっています。きょうは地元の方の姿も多く見られる印象もあります」
(旭川市民)「全く関係ないものだから、動物と人とは。影響が動物たちにいかなければいいな」
(北本アナウンサー)「(来ることに)躊躇はなかった?」
(旭川に帰省中の人)「複雑な思いはあったけど、旭川に来たからには動物園には来たいし、子どもたちも楽しみにしているし、楽しみたいなと」
来場者を出迎えたのは旭川市の今津市長です。
(旭川市 今津寛介市長)「皆様にご心配をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。それではお待たせしました、旭山動物園開園いたします。どうぞご覧ください」
多くの人が動物園を楽しむ一方で、物々しい雰囲気が残る場所がありました。
(記者)「動物園の中からでも焼却炉の煙突を確認できます。まわりにはブルーシートがかけられている様子も見えます」
鈴木達也容疑者の妻・由衣さんの遺体の一部が発見された焼却炉へと続く道は、厳重にバリケードが設置されていました。
事件の影響で観光客が減るのではないかー
そんな懸念がある中、旭川市のホテルではある動きがー
(講義)「ホッキョクグマは泳ぐのが大好きで、1日に100キロ泳ぐこともあると言われています」
急遽、旭山動物園の魅力を発信する特別プログラムが企画されました。
動物園の飼育員とも連携し、生態を楽しく伝える講義や、手書きのイラストを貼ったスペースなどを用意し、観光客をもてなしています。
(子ども)「楽しかった」
(子ども)「ちょっと動物園のことを知れてよかったなと」
(OMO7旭川by星野リゾート 照井太陽総支配人)「今後の風評被害は少なからず出てくると思いますが、負けずに旭山動物園と協力しながら取り組んでいきたい」
道内屈指の観光地であり、旭川市の象徴でもある旭山動物園。
日常を取り戻すことができるのか、正念場を迎えています。