JR貨物が作業場を報道公開 列車の車輪を車軸にはめ込む 北海道室蘭市・輪西車両所
2024年発覚した車両の組み立て作業での不正を受け、JR貨物はきのう(2025年11月27日)、作業場を報道陣に公開し、再発防止策を説明しました。
JR貨物が報道陣に公開した室蘭の輪西車両所です。
機械をつかって貨物列車の車輪を車軸にはめ込んでいました。
JR貨物をめぐっては2024年9月、貨物列車の車輪などを車軸にはめて「輪軸」を組み立てる作業で、車軸などを押し込む際の圧力が基準を超えていたにもかかわらず、基準値に収まるようにデータを改ざんするなどした不正が発覚し、国交省が特別保安監査に入っていました。
(JR貨物・志水 仁北海道支社長)「改ざんできなくした措置等を講じたから、これからも安心して鉄道貨物輸送を使っていただける」
JR貨物は不正発覚以降、機材の設定を変え、データの書き換えができないようにしたほか、マニュアルを整備するなど再発防止策を徹底したとしています。
11/28(金) 05:43