道立高校３校で、生徒の指導に必要な教員免許を持たない教員が授業を担当していたことが分かりました。

教員免許を持っていない教員が生徒に授業を行っていたのは、釧路明輝高校と礼文高校、羅臼高校の合わせて３校です。

道教育委員会によりますと、釧路明輝高校では、「情報」の教員免許を持たない非常勤講師が、２０２３年以降１１８人に授業を行っていたということです。

礼文高校と羅臼高校では、教諭が所持している免許の科目とは異なる科目を教える際に必要な手続きをとっていませんでした。

礼文では少なくとも４人、羅臼では少なくとも３２人がその状態で授業を受けていたということです。

３校はさきほどから生徒と保護者向けの説明会を開いていて、釧路明輝高校では単位の認定について今後確認する一方、残る２校では対象生徒がすでに卒業していて、単位は取り消さないということです。