恵庭市に2軍本拠地移転へ 莫大な経済効果の一方課題も 歓喜から一夜…地元は
誘致合戦が続いていたファイターズ2軍本拠地の移転先が7月2日、恵庭市に決まりました。
地元では歓喜に沸いた会見から一夜、莫大な経済効果が見込まれる一方で、課題も浮かんできました。
野菜やひき肉と共に鉄鍋に投入したのは、シャウエッセンのウインナー!
そこに地元産のキムチを乗せ、恵庭とファイターズを掛け合わせた「味噌カレーラーメン」です。
この店ではファイターズの2軍本拠地が移転することを祝って、特別にこのメニューの提供を決めました。
(ラーメン華門 岡元秀人さん)「球場ができるってことで、試合を見に行けるので楽しみ。子どもたちが夢とか希望を持てるマチになるんじゃないかなと思うと、いまからワクワクしています」
(ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 小林兼執行役員)「北海道日本ハムファイターズは、ファームの移転先を恵庭市に内定しました」
2軍移転先の発表から一夜明け、恵庭市内を取材してみると、地元の不動産業者には早くも問い合わせの電話が多く寄せられているといいます。
(パイン住幸恵庭店 平松宏一さん)「目と鼻の先に2軍施設ができるので、相当(地価が)上がるんだろうなと予想しています。加速度的に市の発展につながっていくと思う」
「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」などによる2025年の試算では、建設期間と開業後10年であわせて経済効果は2200億円にも及びます。
ファームの最寄りであるJR恵み野駅の西側にはビジネスホテルが建設中で、こうした再開発の動きは移転を受け、さらに加速していきそうです。
盛り上がりの一方で課題も見えてきました。
(友保記者)「こちらは2軍本拠地の建設予定地です。向かいには住宅街が広がり、平日の昼間でも車通りは多くあります」
交通の問題です。
道路は片側1車線で交通量も多く、施設が完成すれば混雑や路上駐車を不安視する声もあります。
(恵庭市民)「渋滞したら困るなはありますね。そんなに大きい道幅ではないので、5千人規模の人が動くとどうなるんだろうな。路上駐車は増えるかもしれませんね」
専門家はこうした課題の解決には、行政との連携が欠かせないと指摘します。
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 大野知也さん)「いわゆる騒音とか渋滞ですとか、行政と協力して地域住民にどう理解を求めていくか、わかりやすい課題としてあがっていく。ワクワクすると同時に、2軍球場という立ち位置でここまで大きな構想というのがどういう所に着地するのか注目している」
地域活性化に大きな期待が高まるファームの移転。
球団と自治体がどう協力してマチづくりを進めていくかが成功のカギとなりそうです。