「冷たい海から一刻も早く…」乗組員1人死亡3人行方不明 海底に沈んだ船 せたな沖漁船遭難
北海道せたな町の沖合いで4人が乗った漁船が行方不明となった事故で、1月30日朝、岸壁で男性1人が遺体で発見されました。
近くの海底には船が沈んでいるのが確認されていて、残る3人の捜索が続いています。
(東海林記者)「行方不明となった船と関係する部品のようなものが次々と発見されています」
せたな町の鵜泊漁港周辺の岸壁では30日朝、捜索隊が船の部品のような破片を回収していました。
(捜索隊)「船のやつっぽいね」
(捜索隊)「(船の)へりについているものだと思います。すごい重い」
29日朝、鵜泊漁港の新成地区を出港した4人乗りの漁船「第二十八八重丸」。
昼過ぎに乗組員の家族から「連絡がとれず、遭難したかもしれない」と通報があり、捜索が続いていましたが、午前9時ごろー
(井上カメラマン)「一人の方が救助された模様です」
新成地区から北におよそ4キロ離れた岸壁で、乗組員の澤谷大史さんが見つかり、その場で死亡が確認されました。
漁船にはほかに、澤谷克宏さんと息子の宏一さん、克宏さんの弟の勝利さんが乗っていました。
ヒラメを獲るために海底の網を引き揚げる作業をしていたとみられています。
(漁師)「冬は波が荒いからなかなか出る機会がないので、たまたま当日は東の風で穏やかだったんです。だからこんなに急変するとは考えていなかったんじゃないですか。冷たい海から一刻も早く出してあげたいです」
大史さんが見つかったすぐ近くの海底では、八重丸とみられる船が沈んでいるのが確認されていますが、ほかの3人はまだ発見に至っておらず、海上保安部が捜索を続けています。
01/30(金) 16:09