お盆の時期は空き巣に注意 認知件数は3年前の1.7倍に増加傾向 防犯グッズあれこれ 北海道
まもなくお盆を迎えますが、帰省などで自宅を留守にする人が多いこの期間に、注意が必要なのが「空き巣」です。
被害を防ぐために、外出先でも役立つ防犯グッズも注目されています。
(長南記者)「札幌市北区のホームセンターです。お盆の特設コーナーができていて、お参りセットやお墓の掃除グッズなどが並んでいます」
お墓参り用品として人気なのが、ビールや日本酒の形をしたろうそく、その名も”好物キャンドル”です。
さらに、墓石の細かい場所の汚れまで洗える手袋型のたわしも。
来週のお盆を前に、お墓参りの準備をする人が訪れていました。
(客)「これからお盆で休みに入るのでその前にいいなと思って」
(長南記者)「お盆楽しみなことなんですか」
(子ども)「プール!ひいおじいちゃんの家で花火する」
帰省などで自宅を留守にする人が多い、お盆の時期。
注意が必要なのが、空き巣の被害です。
道警によりますと、空き巣の認知件数は2025年の7月末までに190件で3年前の同じ時期から1.7倍にまで増えています。
(ジョイフルエーケー屯田店 池守克之さん)「こちらが防犯対策用品の売り場です」
こちらは、外出先からスマートフォンで簡単に室内の様子を確認できる防犯カメラです。
さらに、夜間でも撮影できる屋外用の防犯カメラやセンサー付きのライトも空き巣対策に有効です。
(ジョイフルエーケー屯田店 池守克之さん)「休みの間家が留守になるので、空き巣が心配になるので防犯カメラやセンサーライトをおすすめしている」
空き巣の侵入経路で最も多いのが「窓」です。
窓の防犯対策について専門店を訪ねました。
(進栄ロックサービス 高橋進代表取締役)「ガラスにセンサーがついているのでこれで叩いてみてください」
窓を割ろうとするとー
アラーム音が鳴り響きました。
工具などの衝撃でブザーが鳴るセンサーの設置や、窓は二重ロックにすることが大切だといいます。
(進栄ロックサービス 高橋進代表取締役)「(侵入に)3分以上にかかると、7割の泥棒が侵入をあきらめると昔から言われている。自分の自宅には外部者入れさせないという工夫が大事」
家を空ける時間が長くなりがちなお盆ー
事前の空き巣対策が、被害を防ぐことにつながります。
空き巣に有効な防犯対策です。
郵便物を置いておかないことや、洗濯物を干したままにしないなど、外出時に留守を悟られないようにすることが大切です。
さらに、防犯カメラを設置する場合死角になる場所取り付けることが有効です。
また、ドアや窓の二重ロックや、建物周りを綺麗に保つことも空き巣対策になるということです。