医療的ケアが必要な子どもたちのため 災害発生時に施設提供する協定 NPO法人が石狩市と結ぶ
医療福祉施設を運営するNPO法人が災害発生時に施設を提供する協定を石狩市と結びました。
石狩市と災害発生時の施設提供に関する協定を結んだのは、NPO法人「ソルウェイズ」です。
ソルウェイズはたんの吸引などの医療的ケアが日常的に必要な子どもたちのために活動を続ける団体です。
ことし5月には、小児科や短期入所サービスなどの機能を備わった「こども未来支援拠点・あいのカタチ」を市内に開所しています。
石狩市ではこれまで、医療的ケアが必要な子どもたちに適した避難施設がなく、今後は稼働状況を見て、災害時にも活用していくということです。
(ソルウェイズ運上佳江 代表理事)「地域住民の方には、より身近な存在にもっともっと私たちからもなっていかないといけないと思っています」
(ソルウェイズ運上昌洋 共同代表)「災害時に、すぐあいのカタチを思い浮かべれるような場所になったらとても良い」
施設では災害対策としてソーラーパネルと蓄電池を備えていて年内に発電機も設置する予定です。
10/15(水) 06:19