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“脱プラスチック”の動き コンビニでは袋の素材に変化 自然由来のたわしやタオルが人気 北海道

今後の中東情勢が見通せない中、レジ袋や生活用品の原料を石油由来から自然由来のものに切り替える動きがあります。

北海道内の「脱プラスチック」の取り組みを追いました。

札幌市中央区のファミリーマートです。

有料のレジ袋を順次、新しいものに切り替えます。

(長南記者)「こちらが新たに導入されるレジ袋なんですが、使い心地に変わりはなさそうです」

新たなレジ袋はプラスチック素材の割合を低くして、サトウキビ由来の素材を従来の25%から50%まで高めました。

価格は1枚3円からで、これまでと変わりません。

(店員 天野綾子さん)「石油由来のプラスチック使用比率を低減することで、プラスチック素材の使用量を年間約1100トン削減できると見込んでいます」

プラスチックの原料となるナフサの供給不安が続く中、こうした「脱プラスチック」の動きは広がりつつあります。

(林記者)「札幌市内のお店に来ています。自然由来の原料に石油を使わない商品が注目されています」

植物の繊維を使ったたわしに、綿や絹のボディータオル。

衣料用の洗剤も自然由来の原料が使われています。

この店では原料に石油を使わない商品の人気が高まっているといいます。

(客)「ナフサとか話題になっているし、自然由来のものは柔らかいあたりでいいかな。耐久性もよくなっているので、長い目で見れば安いのかな」

(ハンズ札幌店 岩崎賢司店長)「なかなか入ってこないような商品もあるので、代替品として自然の商品をお客様がお求めになっているのが、最近の傾向としては高いと思っています」

経済にも影響が出ています。

東京商工リサーチによりますと、資材の品薄や高騰に見舞われた小樽市の水産物加工会社「東京キタイチ」は6月、道内で初めてナフサ不足に関連して破産申請をしました。

今後の中東情勢が見通せない中、専門家は代替品の研究を進めるべきだと指摘します。

(北海道大学触媒科学研究所 中島清隆教授)「石油が入ってこない未来が出てきた場合というのは、植物を原料にしたプロセスに切り替えて、それで石油が入ってこないその時期を植物で乗り切る。5年10年のうちにはありふれたものになるんじゃないかなと」

生活に密接にかかわっている石油由来の製品を巡る変化。

脱プラスチックの動きはさらに広がるかもしれません。

06/17(水) 05:04

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