【解説】里塚斎場再整備計画 浮上している3つの案 有力案は住宅地から150メートルの距離に 札幌
札幌市は火葬場の里塚斎場について、建物の老朽化などを理由に再整備する計画です。
しかし、住民からは新たな候補地について反対の声が上がっています。
札幌市による里塚斎場の再整備の候補地はこちらの3案です。
まずは、現在の場所に建て替える、または増築する案です。
ただ、工事車両と一般車両の動線が入り乱れるため、利用者の安全確保が困難である上、駐車スペースが不足するとされています。
次に、隣接する3つの土地のいずれかに新設する案ですが、いずれも傾斜地であるため、盛り土で造成する必要があり、土砂災害などのリスクが想定されています。
最後に、札幌市が有力視しているのが円形芝生広場です。
平坦で土地が広く、他の2つが持つデメリットがありません。
しかし、最も近い住宅地からおよそ150メートルと近距離になるため反対意見が相次いでいるほか、説明会では「安全性を考えると広場への移設ありきの案だ」と反対の声が上がっていました。
11/25(火) 18:55