大きなザンギが人気!中国料理布袋が新店オープン 本店はことしで営業終了し移転「名残惜しい」
大きなザンギが人気の札幌の中国料理布袋が新たな挑戦です。
12月18日、ある場所に新店をオープンさせたほか、本店も2026年に移転します。
大きな転換期を迎えた地元で愛される名店を取材しました。
からっとあっつあっつにあがった大きなザンギ…
ボリュームたっぷりの麻婆麺の定食。
(客)「おいしいです」
札幌市中央区に店を構える中国料理・布袋本店です。
この地で創業して28年…
名物のザンギをアットホームな雰囲気で気軽に味わえる、地元の人になじみ深いこの店が、大きな転換期を迎えます。
(向山記者)「きょう開業したホテルの1階に布袋の新店がオープンしました。布袋の朝食付き宿泊プランなどが用意されているということです」
布袋本店すぐ近くに18日に開業したアパホテル札幌大通駅前西。
アパホテルとしては道内初めての新築ホテルです。
地上14階建てで、218室を完備。
この1階に布袋が出店しました。
宿泊者も一般の人も利用でき、朝7時から朝食とランチの営業を行います。
(MISK 佐藤郁文代表)「少し遠くに住んでいる方にも気軽にも来ていただき、中華料理はインバウンドに強くないので知ってもらうきっかけになれば」
(アパホテル 元谷一志CEO)「布袋の朝食付き宿泊プランが売れているので、相乗効果が非常に大きいなと実感。共存共栄を図りながら、いろんなプランでタッグを組んで盛り上げていきたい」
新店舗で新たなスタートを切った布袋ですが、これだけではありません。
(MISK 佐藤郁文代表)「ここは本店なので会社の一番の思いが強い。やめなくてはいけないのはさみしいしつらいなとは思う」
布袋本店の建物は築およそ80年。
老朽化や再開発の問題から、本店の営業は2025年いっぱいで終了します。
(客)「閉店する、移転すると聞いたので久々に食べてみたいなと思って。こじゃれてる感じだとなかなか行きづらいので。来やすい雰囲気はある」
(客)「ちょっと名残惜しいですね。新しくなっても来たい」
移転先は本店の真向いに決まっていて、個室などを完備する予定です。
(MISK 佐藤郁文代表)「変わらなくていいものは変えていかないで、環境や設備は少しより働きやすく過ごしやすい環境に、そういう長年に積み重なったものはとってつけてなにかできるわけではないので、一からじっくり作り上げていきたい」
新しい本店のオープンは2026年2月を予定していて、新たな場所で新たな歴史が始まります。