複数人の臀部触る「ストレス発散だった」20代陸自隊員を懲戒免職 北海道・第1特科団

陸上自衛隊・第1特科団は2025年4月18日、第301観測中隊に所属する3等陸曹の隊員(20代)を懲戒免職したと発表しました。
同隊員は2023年3月ごろから同年10月ごろまでの間、北海道苫小牧市と恵庭市で、複数人に対して臀部を触るなどのわいせつ行為をしたとされています。
第1特科団によりますと、2023年10月に警察から部隊へ連絡があり発覚。
被害者とはいずれも面識はなく、わいせつ行為に及んだのは勤務時間外だったということです。
第1特科団は被害者保護の観点から、被害者の性別や人数などを明らかにしていません。
内部の聞き取りで同隊員は、「ストレス発散だった」「自らの性的欲求を満たすためだった」と説明しているということです。
すでに全ての被害者と示談が成立していますが、第1特科団は事態を重くみて懲戒免職処分としました。
第1特科団長の井上亙陸将補は、「今回の事案を深刻に受け止め、隊員指導の徹底を図り、より精強で健全な部隊の育成に邁進してまいります」とコメントしています。
04/18(金) 13:06