制限区域を拡大し喫煙所設置 違反者は1000円の過料 2027年にも…変わる札幌の喫煙エリア
札幌市中心部の喫煙対策をめぐり、市は2027年夏をめどに喫煙制限区域を拡大する方針です。
案では大通公園全域やすすきの地区までエリアを広げる一方、新たな喫煙所を設けるということです。
札幌市中央区の大通西5丁目です。
昼時になると喫煙所には多くの人の姿がー
また、喫煙所以外でも大通西6丁目などの木陰でたばこを吸う人もいました。
これらの場所はたばこを吸うことができますが…
道端には捨てられた吸い殻も。
ルールを守る人もいる中、札幌市にはこの周辺での路上喫煙やたばこのポイ捨てへの苦情が相次いでいます。
(非喫煙者)「通るとたばこのにおいがするので嫌だなって思います」
そこで札幌市がいま検討しているのが、喫煙の制限区域の拡大です。
(友保記者)「現在はこちらの大通公園西4丁目までが喫煙制限区域ですが、今後は5丁目以降にも拡大されるということです」
これまで札幌の中心部では西1丁目から西4丁目、北は札幌駅周辺、南はすすきの駅周辺までが喫煙制限区域でしたが、市は大通公園全域や南のすすきの地区まで拡大する方針です。
違反した場合は過料1000円が科されています。
区域拡大に対して、喫煙者からは仕方ないという声も聞こえる中、こんな意見もー
(喫煙者)「これ以上広くなってくると本当にどこも吸えなくなってくる。喫煙所を増やしてもらわないと困ります」
(喫煙者)「3丁目ごとに喫煙所を置いてほしい」
現在、札幌の中心部には民間を含めて3か所の喫煙所がありますが、利用者の多い時間帯には人が入りきらない場面も見られました。
札幌中心部の喫煙対策はどうなるのか。
先週開かれた検討会では、喫煙制限区域の修正案のほか、新たな喫煙所の整備が提案されました。
(市の担当者)「2か所ですね。テレビ塔の部分と大通公園の西6から7丁目の部分になります」
案では制限区域の拡大に合わせ、特に苦情の多いテレビ塔近くや大通公園6丁目か7丁目のあわせて2か所で、室内密閉型の喫煙所を整備する考えです。
また、札幌駅付近などへの喫煙所の新設も検討しているということです。
(札幌市事業廃棄物課 藤本啓太課長)「来年夏のスタートに向けては、環境整備と啓発という二本柱でやっていくということで進めていきたい。飲食店もありますし、あとはオフィスビルの中にも吸える場所を用意しているビルもありますので、そこをきちんと使っていただきたい」
(喫煙者)「増えるんですね。それではあれば守るので決められた所でたばこを吸う」
(非喫煙者)「やっぱりいるんじゃないでしょうか。喫煙者にも権利があるから。喫煙所も必要なんじゃないですか」
吸う人も吸わない人も納得ができる喫煙対策が実現できるのか。
市は2026年冬ごろにパブリックコメントを募集した上で、最終的な方針を示して、2027年夏ごろに喫煙制限区域を拡大するとしています。
