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【解説】迅速な対応と費用削減に期待 変わる消防指令センター 通報の注意点「住所は市町村名から伝える」

来月運用が始まる「札幌圏消防指令センター」が完成しました。

これまでは災害が発生した場所を管轄する消防本部が通報を受けていましたが、9月2日の運用開始後は、札幌圏の8市町村の通報すべてを共同指令センターが受信するという仕組みになります。

迅速な対応が可能になるほか、整備費や維持管理費の費用削減の効果も期待されます。

さらに9月から新たに運用が開始となるのが、映像通報システムです。

通報を受けた消防本部が、通報者の電話番号にショートメッセージでURLを送ります。

通報者はこのURLからWEBサイトに接続することで、ビデオ通話が可能となります。

通話だけでは得られない災害の情報を得たり、適切な処置を指示することができます。

消防は119番通報の注意点として、住所は市町村名から伝えるよう呼びかけています。

例えば、青葉町といっても札幌か北広島か千歳かどこの青葉町かわからないといったことが発生する恐れがあるので、必ず市町村名から伝えるようにしましょう。

08/26(火) 18:48

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