ニュース

NEWS

必要な喫煙所50か所と試算 設置場所には雪国の課題も…喫煙制限区域の拡大案を公表 札幌市

札幌市中心部の喫煙制限区域について札幌市は、すすきの地区や大通公園全域まで拡大する案を公表しました。

市は2027年の夏までには実施したいとしています。

雪まつりで賑わう札幌・大通公園です。

昼休みの時間帯、西5丁目を見てみると、路上でタバコを吸う人がちらほら。

現在は喫煙が禁止されているエリアではありませんがー

(阿部記者)「大通公園では4丁目まで喫煙制限区域でしたが、市は今後5丁目以降も制限する方向で検討しています」

札幌市では、2005年に施行された「ポイ捨て防止条例」で現在の制限区域を設定しました。

違反した場合は過料1000円の対象になります。

しかし、区域外での路上喫煙やポイ捨てなどの苦情が相次いだことなどから、市では制限区域について大通公園は西12丁目までの全域、南はすすきの地区までに拡大する方向で調整しています。

2月9日に市や有識者らで開かれた検討会では、新たに加熱式タバコも規制の対象とする案が話し合われました。

(札幌市 藤本啓太事業廃棄物課長)「区域の制限外の苦情が多かったり、条例をつくって20年経っているので、受動喫煙防止という観点で検討をすすめていた」

制限区域の拡大に市民はー

(阿部記者)「喫煙制限区域の拡大は?」

(非喫煙者)「賛成、大賛成。煙がきて嫌だ」

(喫煙者)「いまのご時世だから仕方ないけれど、喫煙所はある程度設けて、あとは吸う人のマナーがよくなれば」

路上喫煙の問題を調査する専門家は、適度な喫煙所設置の必要性を訴えます。

(プランワークス政策研究所 高橋昭一代表)「(制限)エリアが広がってしまうと、注意をする人や清掃の数も広がりますから、徒歩圏に喫煙所を設置しておかないと、タバコが散乱している状態がマチのブランディングも落として、犯罪などの治安の悪化に繋がる」

札幌市が設置している公共の喫煙所は2か所。

しかし、調査会社によると市内中心部の必要な喫煙所は50か所と試算しています。

一方で雪国ならではの課題もー

(プランワークス政策研究所 高橋昭一代表)「パーテーションではなくて分煙対策できる喫煙所を設置するという前提だと、(札幌は)豪雪でもありますし地下街の設置が考えられるが、煙の処理をどうするのか、喫煙所そのもののかたちをどうするのかというのが大事」

市は喫煙所の増設なども検討していて、2027年の夏までには喫煙制限区域を拡大したいとしています。

02/10(火) 16:34

ニュース