列車は運転できているのに…なぜ夜間運休が必要?「見込み立てられない」ほどの大雪 JR北海道
(JR北海道 島村昭志常務)「今晩とあすの晩、21時以降札幌駅を発着する列車を運休して、除雪の時間をしっかり確保して、遅延・運休が発生しないような状況に戻したい」
JR北海道は1月28日と29日の2日間、午後9時以降に札幌を発着するすべての列車を運休します。
快速エアポートの最終列車は札幌発が午後8時4分、新千歳空港発が午後8時47分となります。
この影響で28日は快速エアポートや特急など113本を運休し、およそ2万6000人に影響が出る見込みですが、代行輸送は実施されません。
(JR利用者)「受験生で遅くまで勉強しているんですけど、いつもよりは早く帰らないと」
(JR利用者)「除雪できない方が影響が大きいのでやってもらえたら」
25日の記録的な大雪の影響でJRのダイヤは大きく乱れ、27日までの3日間で1200本以上が運休しましたが、28日は多くの列車が運転できていました。
なぜここにきて夜間の運休が必要なのでしょうか。
(JR北海道 島村昭志常務)「除雪が十分に確保できていない中、月曜の運転再開以降、月曜日も火曜日も運休・遅延が多発している。除雪時間をしっかりとって側雪をしっかり取りきる」
いまの除雪では線路のすぐ脇にある「側雪」と呼ばれる雪の壁が取り除くことができず、ポイントの切り替えに不具合が生じやすい状態になっているということです。
さらなる運休や遅れを発生させないために、28日と29日の2日間の除雪作業で側雪を重点的に取り除く必要があるといいます。
26日の会見でJR側は27日から平常運行できるとしていましたが、ここまでダイヤが乱れている理由についてはー
(JR北海道 島村昭志常務)「雪の量がかなり多い状態であったことと、30分~1時間かけないとポイントが転換できないという状況の中で、この作業にどれだけの時間を要するのかという見込みを立てることが出来なくなってしまった。多くのお客様にご迷惑をおかけする状況は重々承知しているが、これをやらないといつまでたっても迷惑をかけることが続いてしまう。どうかご理解をいただければ」
(阿部記者)「札幌駅近くの新千歳空港行のバス乗り場です。きょうも高速道路が止まっている影響で運休している旨の張り紙がはられています」
札幌と新千歳空港を結ぶ空港連絡バスは、大谷地を発着する路線以外は28日も運休しています。
しかし、北海道に到着する人の移動手段を確保するため、バス会社や北海道エアポートは午後9時ごろから、新千歳空港から大谷地バスターミナルへ向かう臨時のバスを運行させるということです。
札幌を襲った記録的な大雪。
交通への影響はまだ続きそうです。