訓練で目が輝くボーダーコリーに高齢でも意欲あるシェパード 晴れて2頭が警察犬に合格 北海道釧路警察署
北海道・釧路警察署は2025年8月28日、警察犬の審査に合格した2頭と飼い主に嘱託書を交付しました。
審査会に挑戦した6頭のうち合格したのは、シェパードのアルト(オス・12歳)とボーダーコリーのピノ(オス・6歳)の2頭です。
飼い主によりますと、アルトは人間の年齢にすると90歳くらいで、11年連続の合格です。
普段は人を寄せ付けない臆病な性格で、高齢のため腰に不安も抱えていますが、専用のチェーンを付けると、匂いを嗅ぐ体勢を見せてスイッチが入り、年齢とともに意欲も高まっているということです。
ピノは、2024年10月に訓練を始めると、目を輝かせながら楽しそうに取り組み、ボーダーコリーの骨格が地面の臭いを嗅ぐ体勢に向いていないハンデを乗り越え、初めての挑戦で合格しました。
ボーダーコリーが警察犬になるのは珍しいということです。
ピノの合格で釧路署の警察犬は、8年ぶりに1頭増え、アルトとの2頭体制になりました。
嘱託期間は9月から1年間で、事件捜査や行方不明者の捜索などで活躍が期待されています。
08/29(金) 13:20