「動物がまだ残っている」獣舎など38棟撤去されず…札幌市が除却命令判断へ ノースサファリ
2025年に閉園したノースサファリサッポロについて、札幌市は違法建築物の撤去状況を確認するため立入検査に入りました。
市はこの結果を踏まえ、今後「除却命令」を出すか判断するとしています。
(向山記者)「午前10時過ぎです。市の職員がノースサファリサッポロに立入検査に入りました。建築物の撤去状況などを確認すると思われます」
2025年9月末に閉園した札幌市南区のノースサファリサッポロを巡っては、市が運営会社「サクセス観光」に対して、12月26日までに違法建築物を撤去するよう求めていました。
年が明けて1月14日、撤去状況を確認するために立入検査が実施されました。
2025年末の時点で、運営会社からは「除却は困難」だと述べられ、34棟の建物が残っていることが報告されています。
(札幌市開発指導課 坪田修一課長)「速報値ということになりますが、(建物は)38棟ありました。1番多い時で183棟あった時から比べたら38棟まで減っていますが、20年前からもっと早めに動いてくれたらここまで長く時間はかからなかった」
市によると検査の結果、2025年末の報告よりも4棟多く、オオカミやライオンの獣舎や事務所などが残っていたということです。
建物を撤去できていない理由として運営会社はー
「動物がまだ残っている」
市は今後、2025年末の報告との違いなどを精査するということです。
(ビーチキャピタル 赤澤芳樹社長)「良い形があればご協力・お手伝いさせていただければというスタンス」
こうした中、事業を引き継ぎ、同じ場所で新たな動物園を開業したいと考えているのが、東京の投資会社「ビーチキャピタル」です。
赤澤社長は今後の計画について、「早ければ来週中にも計画書の草案を市に提出し、フィードバックや計画について相談したい」と話しています。
市は1月下旬ごろには除却命令の判断をするということです。