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北海道町村会が五輪招致を要望へ 再浮上した道内開催案…秋元市長「行動に出るタイミングではない」

冬季オリンピックを北海道に。

北海道町村会が五輪招致を要望する方向で検討していることがわかりました。

2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックを参考に、道内での広域開催を想定しているということです。

さまざまなドラマが生まれたミラノ・コルティナ冬季オリンピック。

道内出身の選手も活躍し、冬季五輪史上最多となる24個のメダルを獲得しました。

多くの道民に感動を与えましたが、そんななか道内にある動きが…

(北海道町村会)「北海道冬季オリンピックの開催という大きな夢を、是非、現実のものにしたい」

北海道町村会が2月の理事会で冬季オリンピックの北海道招致を要望する方針を確認。

道内の144町村長に賛同を求める文書を送ったのです。

4つのエリアに分散して開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピック。

北海道町村会はこの大会を参考にして、道内各地に競技を分散して開催したい考えです。

冬のオリンピック招致を巡っては、札幌市が2030年の大会招致を目指して活動していました。

札幌市内だけでなく、経費削減のためスピードスケートは十勝の帯広市内の施設などを活用する案でした。

2021年に開催された東京大会を巡る汚職や談合事件の影響などで市民の理解が広がらず、招致活動は2023年から停止しています。

今回、再浮上した冬季オリンピックの道内開催の要望に道民からはー

(札幌市民)「大賛成です。全体の活性化になるのでいいと思います」

(札幌市民)「どちらかといえば反対です。経済というものがしっかりしない限り、マイナスの遺産をつくってはいけない」

(大樹町民)「十勝からいっぱいオリンピック選手も出てメダルをとってくる選手もいっぱいいますからね。マチの活性化にもいいんじゃないか」

一方、鈴木知事は町村会からまだ具体的な要請は届いていないと慎重な姿勢です。

(鈴木知事)「道としては(JОCやIОCなどの)関係機関の動きを注視していく考えです」

札幌への招致活動をしていた秋元市長も…

(秋元市長)「IОCの決定などの方向性が見えないなか、町村会と思いは一緒ですが具体的な行動に出るタイミングではない」

専門家は、招致活動は2042年以降の大会になるとしたうえで、いかに北海道全体で機運を高めるかが課題と指摘します。

(奈良女子大学 石坂友司教授)「北海道全体のウインタースポーツの環境を整えながら、そこの結果としてオリンピック招致をしてみようかということになるような、そういう持っていき方を全道でやっていけば結果は出てくるのかなと」

今回浮上した道内でのオリンピックの分散開催案。

今後、各自治体の財政負担や住民の機運醸成など、どこまで地元の理解が広がるかが課題となりそうです。

03/20(金) 19:07

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