内田梨瑚被告「私は落ちたところを見ていない」女子高校生を「待とうと思った」旭川女子高校生殺人事件
旭川市で2024年、女子高校生を橋から転落させ、殺害したなどの罪に問われている女の裁判で、5月29日午後、弁護側による被告人質問が始まりました。
内田被告は橋の上での当時の状況について、「私は落ちたところを見ていない」と主張しました。
殺人などの罪に問われている内田梨瑚被告は2024年4月、旭川市の神居大橋で、留萌市に住む女子高校生を全裸にしたほか、橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」と言うなどして川に落とし、殺害したとされています。
裁判は5日目を迎え、弁護側の被告人質問で、内田被告は橋の上での当時の状況について、「うちら帰るから、と携帯電話と4000円をその場において車の方に戻りました」、「小西受刑者は『梨瑚さんもう行きましょう』と言いました」と述べました。
また、内田被告は、駐車場に向かって走り出して5~6秒で「キャー」「ダン」という音が聞こえたと証言し、「私は落ちたところを見ていない」「キャーのあとに聞こえたダンが、石とか岩とかの上に落ちた音か分からないので、(女子高校生を)待とうと思いました」と説明しました。
女子高校生に会う前の心境について「イライラしていた」と話し、女子高校生がSNSへ内田被告の写真を無断で投稿したことについて「本当の目的って何だろうといろいろ考えて不安でした」と述べました。
女子高校生は、「すみません」と謝るばかりだったといいます。
これまでの裁判で共犯の小西優花受刑者は「梨瑚さんが肩甲骨のあたりを両手で押しました」と証言しています。
内田被告は5月25日の初公判で「私には殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません」と殺人などの罪を否認していて、争点は殺人の実行行為や殺意があったのかどうか、共犯者との共謀の有無などです。
6月3日には検察の被告人質問が予定されています。
※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。