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“古古米”求めて大行列!北海道で販売開始「艶もあって美味しい」1人1袋、瞬く間に売れる…

【解説】販売開始の“古古米” 今後の予定は? “古古古米”は10日にも販売見通し 北海道

随意契約による政府備蓄米がいよいよ北海道内にも到着しました!

札幌の小売店は6月9日、予定を前倒して備蓄米の一部を販売し、買い求めに来た人で長い列ができました。

(岡崎アナウンサー)「備蓄米の購入がドライブスルーでもう間もなく始まる。ずらりと車が並んでいます」

先が見えないほど並んだ車。

さらに、店先には待ちわびていた人たちの長い列ができました。

上空からこの様子を見てみると…

道路上にながーい車の列が続いていることが分かります!

みなさんのお目当ては随意契約による政府備蓄米です。

午後2時ごろ、札幌市東区のコメの小売り業者「松原米穀」で、道内で初めて販売が始まりました。

今回売られたのは2022年産の備蓄米で、価格は5キロで2150円。

現金のみの支払いで1人1袋までとされ、1000袋ほどが瞬く間に売れていきました。

(買い求めに来た客)「ありがたいです、助かった。年金だから(新米は)中々食えない」

(買い求めに来た客)「買いました!一袋だけ。去年からほぼ倍ですからね、まずはちょっと一安心かな」

政府の備蓄米放出を巡っては、ほかの道内企業も随意契約を行っていますが、「松原米穀」は100トンを申し込み、9日午前、24トンが到着しました。

(山岡記者)「ようやく届きました、随意契約した備蓄米です。私の肩ほどある袋の中にはずっしりと玄米が入っています」

松原米穀は元々10日の販売を予定していましたが、いち早く消費者に届けたいと、急遽前倒しで9日の販売を決定しました。

コメは2022年産とあって、気になるのは香りや味です。

販売前には関係者が品質を確かめるなど、対応に追われました。

(松原米穀 水上雄司さん)「粘りもあって美味しいです。新米と比べると少し差はあるかもしれないですけど、艶もあって美味しいと思います」

道内でもようやく多くの人に備蓄米が届き始めました。

10日以降もほかのスーパーなどでも販売は続く見込みです。

06/09(月) 16:10

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