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JR函館線で約30キロ速度超過 運転士が徐行区間を忘れる 乗客156人にけがなし 北海道

2025年9月1日、JR北海道は8月30日にJR函館線で速度超過があったと発表しました。

速度超過があったのは、JR函館線の山崎駅と黒岩駅間の下り線です。

8月30日午前11時24分、函館発札幌行きの特急北斗7号が、橋の修繕工事のために設定されていた時速45キロの制限速度を、時速約13~29キロ超えて走行していました。

JR北海道によりますと、徐行区間などの速度超過を知らせる「運転支援アプリ」の注意喚起が作動したことにより、運転士は徐行区間であることを思い出し、非常ブレーキで停止したということです。

この列車には乗客156人が乗車していましたが、乗客と乗務員にけがはありませんでした。

当時、この列車は途中駅の列車接続待ちなどで約6分遅れていて、運転士は他の列車を待たせていることが気になって徐行区間があることを一時的に忘れてしまったということです。

JR北海道は「北海道運輸局による強化型保安監査体制の中、このような事象を発生させてしまい、お客様や関係する皆様にご心配をおかけしましたことをお詫びいたします。」とコメントしています。

09/01(月) 20:25

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