道内でも備蓄米販売が本格化 銘柄米の価格はどうなる? 気になる価格の推移…値下がり実現できるか
政府備蓄米の販売が北海道内各地で本格化する中、最新のコメの平均価格は15週ぶりに3000円台になりました。
今後は銘柄米を含めた値下がりを実現できるかどうかが注目されています。
(向山記者)「備蓄米販売開始を前に、店舗入り口前には100人以上が列を作って待っています」
コープさっぽろでは6月24日から、2021年産の備蓄米の販売が全道109店舗で始まりました。
6月30日からは宅配での受付も開始します。
ダイイチでは帯広市周辺の10店舗で販売が始まりました。
25日からは札幌周辺や旭川の店舗でも販売します。
(買い物客)「とても(値段が)買いやすくて。いっぱいごはん食べます」
札幌のフードバンクセンターでも生活困窮者などに備蓄米2キロが無料で配られるなど、道内でも行き渡りつつあります。
農林水産省が発表している最新のコメの平均価格は、5キロあたり3920円と15週ぶりに3000円台になりました。
ただ、銘柄米の平均価格は4338円と、依然として4000円台で推移しています。
(買い物客)「(銘柄米)は高すぎる。昨日も10キロで7~8000円した。なんとかもうちょっと安くなるといいけどね」
農林水産省内からは「銘柄米の価格を下げるのは簡単ではない」との声も出ていて、今後さらなる値下がりを実現できるかどうかが焦点となります。
06/24(火) 18:37