【独自】はだしで走る4歳男児の姿 祖父母宅から1人で外へ 行方不明のまま…川に転落か 旭川市
半そで姿で車道に出てきた男の子。
靴を履かずに、はだしのまま、後ろを振り返りながら走っています。
6月23日午前7時40分ごろ、北海道旭川市内の防犯カメラに映っていたのは、行方が分からなくなっている4歳の男の子です。
男の子は22日、母親と兄弟とともに祖父母の家に泊まりました。
しかし、23日午前7時半ごろ家からいなくなったといいます。
(男の子の母親)「(朝)30分くらい寝落ちしてしまって、その間に窓を開けて」
母親が気が付いた時にはすでに男の子の姿はありませんでした。
1階の窓を開けて、外に出たとみられています。
(林記者)「網戸にしていたんですね?」
(男の子の母親)「そうです。上は緑のTシャツでおむつ姿。靴も履いていない、帽子もかぶっていない状態」
家を出たあと、いったいどこへ向かったのでしょうか。
(林記者)「旭川市内の公園です。行方不明になった男児はこのあたりを1人で歩いていたとする目撃情報もありました」
母親が男の子がいなくなったことに気が付いたころ、付近の住民が公園を1人で歩く男の子の姿を目撃していました。
そして午前7時40分ごろ、この公園から出てくる男の子の姿を防犯カメラが捉えていました。
さらに、およそ1キロ離れた石狩川にかかる旭西橋近くでは紙おむつが見つかりました。
(林記者)「おむつは男の子が履いていたものと同じもの?」
(男の子の母親)「そうです。公園とか砂場とか水遊びできるところにいるんじゃないかなと探している。悲しくなってきてしまって涙が止まらない。無事に帰ってきてほしいです」
警察と消防はおよそ70人態勢で捜索に当たりましたが、24日までの捜索で手掛かりは見つかりませんでした。
警察は男の子が川に落ちた可能性があるとみて引き続き調べています。
23日午前7時半ごろ、家族が男の子がいないことに気づきました。
同じ時間、付近の住民が公園を1人で歩く男の子を目撃しました。
さらに、午前7時40分ごろには男の子が公園から出てくる様子が防犯カメラに映っています。
また、1キロ離れた旭西橋付近では23日、男の子のものと同じ紙おむつが発見されています。
警察は、男の子が川に落ちた可能性があるとみて調べています。