北海道で畑に座るクマの相次ぐ目撃…麦畑で落ち穂を食べていたか 北海道乙部町・厚沢部町

2025年7月26日、北海道乙部町や厚沢部町で、畑に居座るクマの目撃が相次ぎました。
警察によりますと、7月26日午後4時前、乙部町鳥山の国道229号を車で走行中のドライバーが、国道沿いの麦畑で体長1.5メートルほどのクマ1頭を目撃したということです。
通報を受け駆け付けた警察官が、麦畑の中で収穫が終わった麦の落ち穂を食べるクマを確認しました。
その後、役場の要請でハンターも駆け付けましたが、クマは通報から1時間以上、麦畑に居座った後、北側の山に立ち去ったということです。
また、26日午後7時ごろ、厚沢部町中館でも、町道を走行中のドライバーが農地にいるクマ1頭を目撃しました。
駆け付けた警察官が麦畑とみられる畑を徘徊する体長1メートルほどのクマ1頭を発見しましたが、クマは畑から徐々に離れ、およそ15分後に姿が見えなくなったということです。
いずれも人畜被害はありませんでした。
警察は付近の住民に注意を呼びかけています。
07/27(日) 12:16