「いよいよ始まったな」札幌は24時間で20センチ 雪の降り方強まる 新千歳空港で28便欠航
北海道内では各地で雪の降り方が強まっています。
12月12日は日本海側を中心に大雪や吹雪に注意が必要です。
画面が真っ白になるほど雪が降る新千歳空港です。
飛行機もうっすらとしか見ることができません。
新千歳空港では雪の影響で、午後2時までにあわせて28便が欠航しています。
札幌の丘珠空港でも現在までに13便が欠航、1便が搭乗手続きを一時中止しています。
前線を伴う低気圧が発達しながら北海道を通過している影響で、小樽や札幌など南西部を中心に雪の降り方が強まりました。
運河沿いにあるイヌの像にもこんもりと雪が積もっています。
(小樽市民)「いよいよ始まったなという感じ。きょうの雪は湿って重い」
小樽では朝から住民が雪かきに追われ、午後3時までの24時間で32センチの雪が降りました。
(山岡記者)「札幌市西区西野に来ています。踏み固められていないところは足首の高さまで雪が積もっています」
一夜にして深い雪に覆われた札幌では、午後3時までの24時間で20センチの雪が降りました。
(札幌市民)「いっぺんに降りすぎですよね」
(札幌市民)「ことしにはいってから今までで一番多い」
12日はさらに雪の降り方が強まりそうです。
年に数回程度の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まります。
12日正午までの24時間で、後志地方や留萌などの日本海側では多いところで50センチの降雪が予想されています。
札幌の山間部でも24時間で20センチから30センチの雪が降る見込みです。
同じ地域に雪雲が集中した場合は警報級の大雪となるおそれがあります。
日本海側を中心に大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に十分注意してください。
12/11(木) 16:12