すすきのにも駐輪禁止エリア 短時間放置の自転車も撤去へ 近隣に無料の駐輪スペース増設予定
札幌市は自転車などを短時間でも放置すると撤去対象となる「放置禁止区域」を、早ければ2025年度中にもすすきの地区に設ける方針を固めました。
(長南記者)「すすきの交差点にほど近い道路です。自転車が多くとめられていますが、今後このあたりは駐輪禁止となる見通しです」
新たに駐輪禁止となるのは、札幌駅前通の南4条から南6条までの区域で、早ければ2025年度中にも実施される見通しです。
すすきの地区では自転車が長時間駐輪され、通行の妨げとなっていることが問題となっていて、「放置禁止区域」に指定されると、自転車を即時に撤去できるようになります。
自転車が妨げとなって郵便物の投函に苦労する人もいました。
(近隣で働く人)「週末だともっとすごいですから。(自転車が)2列になっちゃう」
(札幌市民)「こういう残念なのを見るのは嫌なので、きれいにしてほしいなと思う」
また、禁止区域の指定に合わせて、近隣の歩道上に自転車およそ300台の無料の駐輪スペースを増設する予定です。
札幌市は今後、段階的に「放置禁止区域」をすすきの全体に広げる方針です。
08/14(木) 17:16