市長「き然とした対応とる」豊平峡温泉に3年前から指導 市街化調整区域の違法建築物は3000件超え
札幌市南区の豊平峡温泉が「違法建築」に該当するとして、3年前から市が指導している件で、秋元市長は「違法状態にあるものにはき然とした対応をとる」などと強調しました。
札幌市南区定山渓の豊平峡温泉は、1991年にゲートボール場とスキー場に付属する公衆浴場として、市街化調整区域での開発許可を受けました。
その後、スポーツ施設がなくなり「浴場のみ」となっていることから「違法建築」に該当するとして、市は2022年と2025年5月のあわせて2回指導しています。
(秋元市長)「違法状況にあるものは改めて指導・勧告、場合によっては除却命令というような対応をき然してとっていく必要がある」
札幌市によりますと、市街化調整区域にある違法建築物は2025年3月末時点で3305件に上るということです。
10/02(木) 17:25