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クマか…?各地で食害相次ぐ トウモロコシにカボチャに 動物がひっかいた跡も 北海道

北海道名寄市や上ノ国町で、クマによるものとみられる食害が相次ぎました。

名寄市の畑ではトウモロコシおよそ1000本が食い荒らされる被害が出るなど、警察が警戒を強めています。

(林記者)「名寄市内のトウモロコシ畑にいます。たくさんの苗がなぎ倒されていて、身はかじったような跡が見られます」

名寄市智恵文のトウモロコシ畑で、8月10日午後2時半ごろ、畑の持ち主の男性から「スイートコーンが1000本くらい食い荒らされている」と警察に通報がありました。

駆け付けたハンターが畑を確認したところ、クマの足跡が見つかったということです。

(畑の持ち主)「うちらは午前3時半か暗いうちに来るから。だいぶこわいよ。(クマの姿が)見えないからね」

この畑では、通報2日前の8日にもトウモロコシの被害が確認されているほか、直線距離で20キロ離れた風連町の大豆畑でも午前9時ごろ、幅およそ15センチのクマの足跡が見つかっています。

一方、道南の上ノ国町小森では10日午後2時ごろ、畑のカボチャが食べられているのを農家の男性が発見しました。

(農家の男性)「まさかカボチャが食われるとは思っていなかった。来年から廃業ですね」

カボチャには動物がひっかいた跡が残っていて、警察はクマによる被害とみて警戒を強めています。

08/11(月) 18:43

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