夏の“不調”対策は? 熱中症の救急搬送数…前年比2倍以上に 食事の工夫も重要【街録イレブン】
いま世の中で気になる話題について街のみなさんに話を聞きました。
(宮永キャスター)「7月に入り暑い日が続きますね。暑さ対策そして紫外線対策が必要です。私は帽子それからUVカットの服で対策をしていますが、みなさんはどうしているでしょうか」
『熱中症に夏風邪 紫外線も…夏の“不調”対策は?』
(宮永キャスター)「いまハンディファンを持っていますが?」
(札幌市在住)「毎日持ち歩いています。地下鉄に乗る時もどこでも使います」
(宮永キャスター)「体調とか崩していませんか?」
(札幌市在住)「この前まで夏風邪をひいていたけどもう治りました」
(宮永キャスター)「いま持っている物で暑さ対策は?」
(大学生)「これ持っています(ハンディファン)」
(宮永キャスター)「暑さ対策は?」
(大学生)「すごく暑い時とかは冷えピタ(冷却シート)とか冷たくなるタオルとかを使う」
取材中にもハンディファンを持っている方を多く見かけました。
さらにー
(札幌市在住)「(暑さ対策は)職場のデスクに小さい扇風機を置いて、あと塩分のタブレットを買ってなめています。暑い時とか」
熱中症対策で塩分が摂取できるものを常備している方もいました。
道内では7月7日、2025年で初めて熱中症警戒アラートが発表されるなど、熱中症のリスクが高まっています。
消防庁によると、道内で5月1日から6月29日までに熱中症で救急搬送された人は483人で、2024年と比べて2倍以上になりました。
そのうち65歳以上が302人と60パーセント以上を占めています。
(札幌市在住)「無印良品のひんやりするスプレーがすごくいいと言っていたので、この前買いました」
(宮永キャスター)「お家の中での対策は?」
(札幌市在住)「水遊び。子どもは水遊びをさせていますね」
(宮永キャスター)「食事の工夫は?」
(札幌市在住)「ちょっと塩を多くしたり漬物の薄いのを作って食べさせたりしています。梅干しとか」
食べ物で対策しているという方も。
(千歳市在住)「水分を小まめにとることを心がけています」
(宮永キャスター)「食事のメニューでの工夫は?」
(千歳市在住)「塩分を少し多めにいつもよりとっています。みそ汁を」
(宮永キャスター)「室内での対策は?」
(千歳市在住)「水を入れてスイッチをつけると冷風が出るのは小型ですけど試しています」
(宮永キャスター)「食欲が落ちたりは?」
(千歳市在住)「ないです。そうめんに生姜を入れたりとか」
街ではみなさん「夏の不調」への対策をしていましたが、医療機関に勤める“プロ”の方はどんな対策をしているのでしょうか?
(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「暑い時間帯には外出しない。(室内では)エアコンは26℃でずっとキープしている感じです。水分ばかりをとっていると結果的に体液が薄くなって筋肉のけいれんやけんたい感の持続に繋がってしまうので。なるべく味のはっきりしたもの、むしろ体を温めるもの、食欲を刺激するという意味ではすっぱいものとか少し辛いものとかも意識してとるようにしています」
(クリニック・イン・ザ・モーニング 野澤佳代看護師)「毎日できる限り7時間以上の睡眠をとることを心がけています。紫外線を浴びることは体力の消耗に繋がるので、帽子・サングラス、あと日傘を使用しています。果物とかもミネラルも入っているのでそういった摂取を心がけています」
これからが夏本番。
対策をしっかりして「夏の不調」に備えるようにしましょう。