闇バイトの強盗実行役裁判 検察は懲役6年を求刑 弁護側は情状酌量求める 判決は5月20日 札幌地裁
札幌市内で2024年10月に起きた“闇バイト”による強盗や窃盗事件で、逮捕・起訴された実行役の男の裁判が開かれました。
検察は男に対し懲役6年を求刑しました。
強盗や窃盗などの罪に問われているのは、鈴木陸被告25歳です。
起訴状などによりますと、鈴木被告は2024年10月、札幌市豊平区の住宅に侵入し、住人の男性の手足を粘着テープで縛って現金3万円を奪ったなどとされています。
4月25日の論告で、検察は「被告人の行為は卑劣で悪質」と指摘。
「社会問題となっている闇バイトに関して厳罰が必要」として、鈴木被告に懲役6年を求刑しました。
一方弁護側は、被告人は凶器を所持していながら被害者に示していないことなどを踏まえ、情状酌量を求めています。
鈴木被告の裁判は25日に結審し、判決は5月20日に言い渡されます。
04/25(金) 17:49