来月着工の意向説明も住民は「信用されていない印象」 市求める再調査応じない姿勢 メガソーラー問題
大阪の日本エコロジーが、北海道釧路市内で中断している複数のメガソーラー事業について、一部の工事を再開する意向であることが分かりました。
大阪の事業者・日本エコロジーは、釧路市昭和地区のメガソーラーの建設計画について、11月22日に住民説明会を開き、12月から着工したい意向を伝えました。
(説明会の参加者)「着工するという前提で説明会をされていましたので、(参加者から)信用されていなかった印象」
日本エコロジーの北斗地区のメガソーラー建設では、9月から3つの法令違反が発覚し、市内複数か所ある他の計画も同時に一時中断していました。
日本エコロジーは11月17日に工事期間の変更届を提出し、市内12か所の工事を12月から再開する予定だということです。
そのうち昭和地区を含む8か所については、市が希少生物の再調査を求めています。
日本エコロジーはその要請に応じない姿勢であることから、市議からは…
(木村隼人市議)「国のガイドラインに沿ったかたちで希少種の調査をお願いしている中で、それに従わないことは法令違反ではないけれども住民の理解は得られにくいだろう」
一方、問題となっている北斗地区の工事については、土壌汚染対策法に関わる調査が道から求められていて、まだ始まっていない状況です。
11/26(水) 17:12