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苫小牧フェリー座礁事故 報告書「感覚に頼って操縦」 船長は灯台の方位を目視するのみだったか

2024年7月、八戸発苫小牧行きの旅客フェリーが苫小牧西港に座礁した事故で、国の運輸安全委員会は、船長が自身の感覚に頼って操縦し、航路を誤った可能性が高いなどとする事故調査報告書を公表しました。

2024年7月、旅客フェリーの「シルバーブリーズ」が苫小牧西港の波消ブロックに座礁した事故について、国の運輸安全委員会は事故調査報告書を公表しました。

報告書によりますと、座礁の原因については、船長が正確な船の位置を把握せず、誤った航路をとったことにより起きた可能性が高いとされています。

船長は普段から、夜間は視界が良ければレーダーなどで船の位置を正確に把握することはせず、自身の感覚に頼って操縦していたということです。

この事故でも船長は灯台の方位を目視するのみで、航路を誤ったことに気づくのが遅れたと考えられています。

04/24(木) 12:01

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